FP2級の試験範囲を全部勉強したら膨大な時間がかかる
FP2級の試験範囲は膨大です。大きく分けて、
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
の6科目。それぞれの科目で細かく学科があって、これは計69もあります。
これだけたくさんの範囲に対して、1個1個勉強していこうと思ったら、並大抵の勉強時間じゃ足りません。
「FP2級の勉強時間 」のページでFP2級にかかる勉強時間は300時間、と書きましたが、これら69科目を1つ1つ丁寧に勉強していったら、とても300時間じゃ足りません。
ゼロが1つ増えてしまうかも・・・
FP2級の試験に出やすいところだけを勉強することが大事
じゃあ、ほかの人はどうやってFP2級の勉強をして、300時間に納めているのか。それは、勉強する範囲を絞って勉強することによります。
FP2級の受験者は通常、試験に出やすいところだけを集中的に勉強しています。
そもそも、FP2級は60%で合格できます。学科は60点満点で36点以上、実技は50点満点で30点以上が合格ラインです。
いかに範囲が膨大であろうとも、その中の6割だけ、分かっていれば、合格できるのです。対象となる専門知識の残り4割は、暗記する必要がないのです。
暗記すべきところだけに絞って勉強していけば、勉強時間はかなり減らせます。
暗記するべきところをガイドしてくれる教材を使う
とはいえ、どこが暗記する必要があって、どこが必要ないのかというのは、素人目には分かりにくい、というかまったく分からないですよね。
その意味で、独学でFP2級の勉強をするのはむずかしいかもしれません。
資格スクールや通信教材では、「ここは暗記すべし」というところをランク分けして整理した教材を使って勉強しますので、そうした情報をガイドにして勉強にかかるコストを効率化していきます。