FP2級の難易度

2級の合格率から難易度を見る

きんざいの実施しているFP技能検定のうち、FP2級はスペシャリストとしての知識を問われるものです。従って、難易度は高いです。
しかしFP2級の合格率は平均して約40%となっており、行政書士や社労士といった他の国家試験に比べると、難易度は低いです。

FP技能検定には学科試験と実技試験があります。2級になってくると、どう考えても分からないような「ひっかけ問題」も多少出現するようになります。
しかし、FP技能検定は、各級とも60%を正答できれば学科、実技ともに合格できます。

ひっかけ問題は全て間違ってしまったとしても、その他の基本的なところで得点をかせげば、じゅうぶん合格できます。

FP2級の合格率の推移(きんざいHPより)

試験 受験者数(人) 合格者数(人) 合格率
2019年1月 学科 22,076 10,6547 48.26%
実技 18,499 9,307 50.31%
2019年5月 学科 18,097 7,269 40.17%
実技 16,470 10,318 62.65%
2019年9月 学科 20,935 9,090 43.42%
実技 17,258 10,809 62.63%
2020年1月 学科 23,968 10,032 41.86%
実技 18,980 11,884 62.61%

資格取得にかかる期間は3カ月が標準的です。中には1ヶ月で合格する人もいます。きちんとした学習計画を立て、こなしていけば、最短1ヶ月の期間でFPとして働くことが可能です。

FP2級を持っていれば、FPとして転職し、キャリアアップすることはもちろん、独立開業も可能です。FPとして働きたいのなら、FP2級を目指しましょう。

FP2級を受験するためには、受験資格を満たしている必要があります。受験資格は以下の4種類となります。

FP2級の受験資格

  1. 3級技能検定の合格者
  2. FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  3. 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
  4. 厚生労働省認定金融渉外技能検査3級の合格者

このうち、一番効率的な方法が3です。3
は平たく言うと、通信講座かスクールの課程を修了しなさいという意味です。日本FP協会が認定するいずれかの通信講座を受講し、修了すれば、試験勉強をしつつ受験資格も得るのが効率的です。

FP2級の難易度の実情

まず説明しておきたいのは、FP2級の試験は、学科と実技の2つの試験があり、片方だけ受検しても構いませんし、両方受検しても構いません。
仮に一つの試験だけの合格でも、次回の試験からは合格した試験は免除されます。

つまり、同時に合格しなくても良いのです。

それで、上記の合格率を見て欲しいのですが、同時受検の方は合格率が低く、片方だけでの受検の方は合格率が高くなります。
当たり前の話ですが、実はこの数字がFP2級の難易度を物語っています。

というのも、同時受検の場合は合格率が低くても納得いきます。それだけ勉強量が多くなるので、簡単には合格させてくれません。
しかし、片方だけの受検で、勉強がラクになるにも関わらず、意外と合格率が低いのです。

特に実技になると、同時受検とそんなに差はありません。そう考えると非常に難易度の高い試験だとも言えます。
もちろん、この合格率を低いと見るか、高いと見るか人それぞれですし、実際の難易度は勉強して見なくてはわかりません。

油断せず、試験に挑みましょう

ただ、一つだけ言えることは、6割以上の方が不合格になる試験だと言うことです。さらに、合格率が低い回になると、8割近くの方が不合格になることもありました。
ですので、ここまで学んできたことを理解して、気を抜かず勉強に取り組んで欲しいと思います。簡単な試験ではありません。