短期集中学習で難易度を下げる

FP試験は短期集中

FP試験というものは、とても範囲が広い。
ライフ・プランニング、リスク管理、タックス・プランニング、不動産、金融資産運用、相続・事業承継など、一見何の脈絡もないような科目がずらりと並び、「ああ、こんなにたくさんのテキストを読まなければならないのか・・・これは3年がかりになるな。」・・・などと、つい考えたくなる。

しかし、FP試験、少なくともFP2級試験に関しては、「3年計画」などは立ててはならない。
なぜなら、この試験は、1回で合格した方が、ずっと効率が良いからである。

時間をかけてしまうと・・・

どうしてFP2級試験は、短期間で合格しなければならないのか。
それは、試験範囲に法改正や制度改正が多いからである。

1回目の試験の勉強のときにせっかく覚えた数式が、次の試験のときには変わっていたりする。
3回、4回と試験を重ねてしまうと、その間に、制度自体ががらりと変わっていることすらある。

だから、勉強期間が長すぎると、過去の曖昧な知識が、邪魔をし始める。
曖昧な知識に、更に曖昧な知識を重ねても、できあがるのは混沌のみであり、そこからは正解を導き出すことはできない。

必要なのは短期集中

だから、FP2級試験に臨むときは、もう「短期決戦だ!」と覚悟を決めた方がよい。
FP2級に例えば365時間の勉強が必要だとしたら、

「1日1時間で1年間学習する」という計画は立てずに、「1日3時間で4ヶ月間学習する」という計画を立ててほしい。
たとえトータルの勉強時間が同じでも、合格確率は後者の方がずっと高い。

制度改正が入る前に、合格して逃げ切ってしまう作戦をとった方がよいのである。
ただし、同じFP試験でもCFP試験に関しては、複数年の学習計画を立てることも可能だ。

CFP試験は、1課目ずつ受験することができるからだ。
「今回は相続・事業承継だけ」といった受験の仕方ができるため、FP試験の中では例外的に、長期型の受験計画が可能なものである。